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第1部 クランク載せ換え編 | |
というわけで、再度バラしがはじまります。 |
二度目のバラしに自走で六甲山を越えようとしていた時、やってしまいました・・・ 実はキャブを組む時、組み忘れの部品があった為に3,000rpm以上では息つきの後、エンジンがストールするんですね。従って2,000rpmから3,000rpmで走行するという、しかもこれで六甲越えをやるという愚行に出たわけです。案の定、ヒートしてしまいました。 しばらく休んでキックを踏み下ろした瞬間、エンジンから「カッキーン」という鋭い音・・・動かなくなってしまいました・・・ |
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今回の救世主は溝下ことミゾさんです。元バイク屋メカニックの損保屋さんです。私のメカの師匠でもあります。今回もムリをお願いして手伝って戴きました。 | |
このようにエアガン持って他人を撃退するいわゆる「変人」でもありますが、家では可愛い娘のやさしいパパを演じております。変でしょ。 | |
早いもんです。ものの5分でこの状態。 さすがトレール、シングルエンジンは軽くてシンプルで楽です。 この時は、まだ迫り来る恐るべき事実に全く気付いてませんでした・・・ |
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さて、バラし開始です。 |
エンジンを開けたところです。見たところ何でもありませんよね?でもね・・・ | |
見てください。プライマリドリブンギアです。別名クラッチアウターといって、クラッチ板が入ってる部分です。 真ん中のギヤが割れてるでしょ。このギヤはキックからの動力をクランクに伝達する部分なんです。それが、割れてるってことは「押しがけ仕様」なんですね、これが。(T_T) |
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こんなふうに・・・割れました。 |
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割れた原因は、キックギヤからプライマリドリブンギヤへ動力を伝達する左のギヤがたわんでいたためだった様です。上の写真では黄色の矢印で指してあります。 ア痛ー、プライマリドリブンギヤは1個20,000円。・・・終わりましたな。 数年前、ブレーキターンした時にプライマリドリブンギヤ割った経緯があったのに、その時気付くべきでしたが、あとの祭りです。仕方ない。 |
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というわけで、とりあえず戻すことにしました。あーぁ。 |
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