第4話 車検
−車検証! GET A GO GO!−
車検前整備も完了し、いよいよ車検当日の朝を迎えました。みなさん、心の準備はよろしいでしょうか?
第4話では陸運事務局に足を運んでから車検証を受け取るまでの手順を、必要書類の入手方法と車検本番の2つに節を分けて解説したいと思います。
また、ここでは兵庫陸運支局での車検を例にとって、実際に私が車検を受けた時間のシェアリングについても説明します。みなさんが車検を受けるときの参考にしてください。
必要書類の入手から車検本番前までの手続き
1 | 一番に車検を受けてさっさと帰ってしまいたい人は自動二輪車の検査ラインの手前にバイクを停めます。一番は自信がないという人はそのまま2の大阪陸運協会まで乗っていってください。 |
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2 | 大阪陸運協会のビルへいってください。 | 費 用 | 私がいった時間 | かかった時間 | ||
@ | 窓口13番 | 自動二輪車用の書類一式を購入します。 | ¥65 | 12:30 | 2分 | |
A | 〃14番 | 検査登録印紙を購入します。 | ¥1,400 | |||
B | 〃15番 | 自動車重量税印紙を購入します。 | ¥5,000 | |||
C | どっかで | 書類に必要事項を記入してください。 | 12:32 | 5分 |
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3 |
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費 用 | 私がいった時間 | かかった時間 | |||
ユーザー車検窓口で受付明細簿に記帳してください。 | ¥0 | 13:00 | 10秒 |
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4 | 自動二輪車の検査ラインにいってください。 | 費 用 | 私がいった時間 | 寝た時間 | ||||||||||||
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¥0 | 13:05 | 85分 |
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車検開始
車検本番
車検開始から終了までの時間はおおよそ5分程度です。14:30に自動二輪車の車検が始まり、2台目にいた私は14:40に無事終了しました。
審査官のチェック | ||
1 | 車両全体のチェック | 目視で改造車両か不適合な箇所はないかチェックします。明らかに非合法な改造でなければまず問題ありません。 私はアップハンドルに交換していますが、審査官によっては巻き尺で車高を計ることもあるようです。当然、申請された車高よりも高い場合は改造申請が必要になります。私の場合はラッキーだったみたい。 |
2 | 灯火類 | 前照灯,テールライト,ブレーキライト,ウィンカー等の灯火類をチェックします。 |
3 | 各部増締め | 長い杖のハンマーでカンカン叩いて緩んでいるボルトやオイルモレ、その他保安装備等をチェックします。 |
4 | タイヤの溝 | 目視でチェックします。 |
5 | ブレーキパッドの残量 | あんまし見てないみたい。1mmでも通ります。1mm以下だと通りません。 |
機械のチェック | ||
6 | フロントブレーキテスト | フロントタイヤを所定のローラの上に設置します。→電光掲示板の指示に従って車体左側の棒状のフットスイッチを踏みます。→続いて掲示板の指示通りフロントブレーキをかけて下さい。このとき、フロントブレーキレバーは思いっきり鷲掴みして下さい。ブレーキをかけている状態でフロントタイヤがローラに引きずられるようだと不合格です。普通、鷲掴みのロック状態にしておけばローラに引きずられることはまずないでしょう。引きずられているとすれば握りが浅いか、フロントブレーキスカスカ状態ということでしょうね。スカスカだったらここまで乗ってこれないと思いますが・・・ |
7 | 光軸 | 光軸測定器でチェックします。 |
車検証入手
新車検証を発行してもらいにいきます。行き先は兵庫陸運支局 2番「継続」の窓口です。発行はすぐにしてくれます。車検終了時間は14:45でした。
お疲れ様でした
審査中、マフラーを覗き込んだ審査官が「ンンッ〜?」なんて叫んでましたが(失礼な!(--#) )、特に問題なくスムーズに終わりました。整備に自信のない方でも、決められた順番に沿って進んでいけば、ほぼ確実に車検証を手にすることができると思います。愛車を労る一貫として、また経費を安くあげる為の車検、いろいろあると思いますが、実感としては「車検は高いモノ」という考え方はなくなりました。実質¥6,500の出費で車検が完了するなら、400cc以上の車両を購入することに迷いはあまりないかとも思います。
ここまで、実体験をもとに車検について説明させていただきました。これから車検を受けようと思っていらっしゃる方や400cc以上のバイクを買おうと計画なさっている方の一助になれば大変うれしく思います。