無線機装着

 

グループツーリングでは必携の無線機を装着しました。今回は予算の都合もあって、高校時代に使っていた2mのハンディ機を搭載することになりました。RTは前席シート下とシートカウル後部に収納スペースがあり、ハンディ機サイズならこのどちらにも設置することができます。私は股間の真下に強力とは言わないまでも電波を発砲する機器を置くことに懸念(--;;;)がありましたので、シートレール後部のスペースを利用しました。

きったないシートレール内 シートレール後部にはGPSのオプションとなるTVチューナーと工具、それからパンク修理キット等を設置していますが、これに今回の無線機を搭載してもまだ若干の余裕があります。今回搭載したハンディ機はYAESUのFT-230。既に生産から20年近く経つ老朽機ですが、当時の機器はかなり頑丈に作られており、これで十分です。たださすがに発砲は弱く、Low発砲だと0.5W、Hi発砲でも1Wと非力です。とはいえ、高校時代はこのハンディで広島まで通信したこともあり、電波状態にもよりますが、グループツーリングで山間のワインディングでは全く支障ありません。
きったないシートレール内  

アンテナは親分がRT時代に使用していた基台を貰い受け、キャリアに固定しました。殆どのRTユーザのみなさんはこの方式でアンテナを固定されています。アンテナそのものはスタイリングからして長尺物を選定したかったんですが、車体カバーを愛用している私にとって、アンテナが長いとカバーをかけるときにいちいち外さなくてはならず、面倒との理由から30cm程度の短いものとしました。これだとトップケースよりほんの少し高くなるだけで、カバーをかけるときの邪魔にならず重宝しています。

えらく年期の入ったハンディー機 さて、無線機はもちろんヘッドセットを使用しなければ走行中に使用できませんが、今回はこのヘッドセットまで予算が回らずレシーブのみとしました。とりあえずグループのみなさんが走行中に話している交通情報等については問題なく聞くことができ、当初の目的はこのレシーブのみで達成しました。

写真左上が受信用スピーカです。無線機使用時はヘルメット内に装着します。

えらく年期の入ったハンディー機  

 

145.74MHzとはKBCのホームグラウンド
145.74MHzはKBCのホームグラウンド

次回のアップグレードでは携帯電話を走行中に使用する為、ヘッドセットと分配器を導入する予定です。乞うご期待ください。


・・・というわけで、KTELのヘッドセットを導入しました。

走行中、携帯電話を使用できる様、KTELの4チャンネルパワーアンプDF808とヘッドセットを導入しました。このパワーアンプは4つの入出力端子があり、例えばタンデムした場合、このうち2つが前席と後席、残り2つが無線機と携帯電話といった様に煩わしい切り替えを必要としない使い方が可能です。(無論、本命を後席に乗せている時などは、携帯を接続しない方が懸命です。(--))

さて、携帯電話を接続すると音声が殆ど聞こえません。これは携帯の出力が弱い為であって、対策用の増幅アンプがリリースされています。売価は確か1万円弱程するので、導入される方はご自身の携帯電話で出力を試されてから購入した方が良いかと思います。

導入後のインプレですが、高速道路走行時など、容易に停車することのできないシチュエーションでは相当の威力を発揮します。また、無線機を装備していない四輪とのランデブーでは携帯は必需品です。

また、仕事などで走行中も携帯が手放せない方にも重宝する装備です。このヘッドセットがあれば、携帯を手放しながら手放せなくなるので・・・失礼しました。(--;;;)

 

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