GPS装着

 

SONYのDVDナビを装着しました。
とうとう念願のGPSを装着してしまいましたぁー。しかもDVD、さらにワイド画面。スゴイ・・・
親分、手伝ってくれてどうもありがとうございました。配線オンチの私としては、今回のGPS装着で多少なりともこの辺りの知識がアップした・・・かどうか分かりませんが、純粋に勉強になりました。

みなさんからの熱いご要望にお応えして、当HPに掲載しているBMW R1100RT/1150RT用ディスプレイ固定用のステーを近日発売致します。乞うご期待ください。

それまで待てない方はこちら

GPS装着!
GPS装着!

 

当初はパニアケースに設置するとパニアを外す時に配線も外さないといけないなど、面倒が付きまとうので、車両後方、つまりシートレール周辺にGPS本体を内蔵する仕様で詰めていました。ちょうど、2001年初頭現在で最小のCASIOのCUTEナビがその候補に上がったんですが、CD-ROMタイプであることと、GPS本体の横幅が15.1cm、シートレールの内幅もほぼ同じサイズということが判明。ギリギリ収まるか収まらないかというところで、仮に収まらなかった場合、GPS側を削ってしまおうという強行手段を考えていました。ただ、よくよく考えたら車両の振動をモロに受けそうで、CD-ROMが飛びまくるという状況が十二分に考えられたので、車両への内蔵は見送ることとなりました。

結局、GPSはSONY製をチョイス。GPS本体はトップケースに設置することにしました。今回導入したSONY GPS DV-501は、薄型タイプの世界最小DVDナビです。トップケースに収めても、場所を取らず重宝しています。配線はトップケース下に穴を開け、リアシート下へと延ばしています。シートレール内にはTV・GPSのコントロールユニットを配置し、従前から置いてある無線機と一緒に整理しています。

 

今回装着するDVDナビゲーションシステム SONY DV-501   ディスプレイ固定用のステー   DVDナビゲーションに付属しているステー
今回装着するDVDナビゲーションシステム SONY DV-501
かなり薄い!
  ディスプレイ固定用のステー   DVDナビゲーションに付属しているステー
左のディスプレイ固定用のステーと接合します

 

また、ディスプレイはトップブリッジにステーを製作(実は親分からもらった)し、SONY製ステーを改造の上、双方を合体させる様に組み上げました。ディスプレイはもちろん防水ではありませんので、アクリル板から囲いを製作しました。ディスプレイは5.8型ワイドタイプですが、その大きさは8型タイプと同じです。設計図は下記に掲示していますので、そんなにいいものじゃありませんが(^^;;;)、参考にされたい方はご覧ください。

設計図はこちら(すみません。まだできてません。m_ _m;;;)

 

ディスプレイ固定用のステーはこんな感じでトップブリッジ上に固定します   2個1になったステー   5.8型ワイドタイプディスプレイ
ディスプレイ固定用のステーはこんな感じでトップブリッジ上に固定します   2個1になったステー
もちろんディスプレイの角度調整可能
  5.8型ワイドタイプディスプレイ

 

GPS本体はMDチェンジャーとともにトップケース内に実装しますが、超薄型である為、トップケースの容量もそんなに減らず、大変重宝しています。
また、これ見よがしにトップケース上部に貼り付けたGPSアンテナは、衛星のマークが記されており、自己顕示欲に浸っております。

 

トップケース内部中央に設置したDVDナビゲーションシステム       トップケース上部に設置したGPSアンテナ
トップケース内部中央に設置したDVDナビゲーションシステム
超薄型のため、場所はとりません
      トップケース上部に設置したGPSアンテナ

 

さて、今回のGPSは安定運用するまで数日間を要しました。装着当初は衛星を全く補足せず、しばらくは全く使い物にならなかったのです。色々調べたところ、GPSアンテナが原因だったことが判明。暫定的に付け替えたCASIOのアンテナで急場をしのぎました。コネクタさえ合えば他メーカのアンテナでも付くんですね。  

なぜGPSアンテナが原因だったかと言えば、車ではなくバイクに装着した為、各種コードがだいぶ余ってしまい、不要部分は切ってしまったことによります。GPSアンテナはなんとな〜く嫌な予感はしてたんですが、切ってしまったものは仕方ありません。再手配です。みなさんもお気を付けください。その他のケーブル類は切っても大丈夫です。あとは、GPSアンテナの裏に鉄板を引くと、電波が跳ね返り、衛星電波を補足しやすくなるとのことでした。

今回のGPS装着については他にも失敗談があります。自車の位置情報を記憶しておくためのメモリ電源は、常時通電されているコネクタへ接続している必要があるのですが、メモリバックアップだけの電力ならGPSのマニュアル通り、常時電源でもよかろうということでこの通りに作業してみました。
今までは一旦イグニッションオフすると、新たに自車情報を取得するため、衛星測位に2〜3分を要していたのですが、常時メモリを生かしておくことによって、イグニッションオンと同時に自車位置を測位することが可能になりました。喜んでそのまま2日程たった日にイグニッションを捻ってみると、ナント思いっきりバッテリーがお亡くなりになっていたんです。もう殆どウンともスンとも言わないくらいでしたので、復活するか心配だったんですが、とりあえず常時電源のコードをアクセサリー電源に切り替えて充電を試みました。半日の充電でなんとか復活したのでラッキーでしたが、一時は結構な授業料を払わないといけないなーと思っていましたので、余った?お金でCDデッキの導入(^^;;;)となった次第です。

そういうわけですので、メーカによっても変わりあるかと思いますが、どうも今回装着したSONYのDVDナビは媒体の駆動部分にも通電されており、メモリ保持用の電力だけではなかったように思います。みなさんも取り付けるときはスリープ状態の電力消費量を把握した上で、常時電源でとりあえず試してみる場合は、イグニッションオフ後、3時間おき程度にバッテリーの容量チェックすることをお勧めします。

装着後のインプレとしては概ね良好ですが、どうも衛星からの情報だけでは測位精度にバラつきがあり、狭い道や交差点などでは、1本間違えた道を走っていたりします。GPSを車に装着した場合は、測位精度を上げるために車速パルスを読んで自車位置を補正しますが、残念ながらバイクはそういった芸当が使えません。ただ、RTはモトロニック(フューエルインジェクション)なので、ひょっとして車速パルスが出ているかも・・・と思い、BMW Japanに問い合わせてみました。早速、翌日には返信が届いたのですが、本国がちょうど年末年始休暇に入っており、設計部門が稼動次第問い合わせるという内容でした。しばらくしてその返信が届いたんですが、残念ながらRTは車速パルスを出していないということが判明しました。

実はSONYからオプションで発売されている車速パルス発生器というのがあり、これを装着することで、測位精度を上げることができそうです。これはタイヤハウスに容易に曲る素材を用いた棒状のセンサーを貼り付け、ホイールの回転数を読んでパルスに変換する、というものです。ただ、価格が¥25,000と高額なので、実際の導入は先延ばしになりそうです。

GPSを使った走行は、近所であっても初めて行く場所やツーリングなどではその威力を十二分に発揮してくれています。特にツーリングなのでS.Aや道の駅なんかで休息している時など、そこ行くおっちゃんが、「うわっ、このバイクGPSついとる!」なんて言ってくれた日にゃ、自己顕示欲旺盛な私にとって、至福の一時を感じる瞬間でもあります。(TvT)

また、CDチェンジャーをトップケースに装着した時は音飛びが結構あるようで、今回のDVD-ROMについても心配していましたが、データの読み出し自体は問題がないようで、特に不具合は生じていません。

BMWにお乗りのみなさんは、割合GPSを装着されている方が多い様です。今回、BMW Japanへ問い合わせたついでに、軽度緯度のみ表示するタイプではない、画像表示タイプGPS搭載モデルを切に要望したいといった1ユーザの声をお伝えしたところ、本国の企画開発部門へ(あくまでも1ユーザの声として)申し伝えるという返信がありました。後付けは盗難の心配もあるし、デザインもイマイチなので、標準装備モデルが待たれるところです。出たら買うのに。お金さえあれば。


GPS装着写真集

みなさんからの熱〜いご要望にお応えすべく、ディスプレイマウントの写真集を掲載しました。

ステーの形状はメインキーの抜き差しを考慮し、若干修正しました   ディスプレイカバー非装着状態   結合部分アップ
ステーの形状はメインキーの抜き差しを考慮し、若干修正しました   ディスプレイカバー非装着状態   結合部分アップ
         
真上から見たところ   ディスプレイカバーは開閉自在   ディスプレイカバー
真上から見たところ   ディスプレイカバーは開閉自在   ディスプレイカバー
         
    ストリップ装着状態    
    ストリップ装着状態    

このステーのおかげでメーターコンソールの計器類も全て死角なく見渡せる位置にディスプレイを設置することができます。また、ステーを固定するトップブリッジの左右2本のボルトは変更する必要がありませんので、単純にこのステーを製作すればOKです。
欠点として強いて挙げればディスプレイの盗難対策が今後の課題です。DVDナビゲーションに付属している棒状のステーは加工が難しそうなので、ディスプレイ裏蓋に穴あけ加工を施し、錠前等で防備するなど対策したいところです。

 

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